在宅診療 HOME CARE

在宅診療とは?

住み慣れた地域での療養生活を安心して送っていただくことを一番に考え、当クリニックでは近隣の方を対象に在宅診療を行っています。在宅診療では、医師が介護スタッフ・ケアマネージャー・訪問看護師・薬剤師と連携しながら治療や処方を行い、患者さまとそのご家族の療養生活をサポートします。
在宅診療には、定期的な訪問診療と緊急時の往診があります。定期的な訪問診療ではあらかじめ相談の上、決めた日時に訪問して計画に基づいた診療を行います。一方、緊急時の往診では、急な病気のご連絡をいただいた際に緊急に対応します。
療養生活を安心して送っていただけるよう24時間応答できる体制を整えておりますが、クリニックの診療時間内はすぐに対応できない場合があることをご理解ください。
在宅酸素療法や胃瘻などの経管栄養・人工呼吸器を必要とする方、人工肛門・人工膀胱などの管理が必要な方、腹水・胸水の貯留やがんの痛みに苦しまれている方など、さまざまな症例の在宅療養に対応します。

在宅診療の対象者

対象となる方 あらゆる疾患(病気)
寝たきりや足の不自由な方で通院が難しい方
診察曜日 月~土
往診範囲地域 原則として当クリニックから半径16km以内
(宇治市・伏見区の一部)

在宅看取りについて

住み慣れた自宅で最期を迎えるにあたって、患者さまとそのご家族には大きな不安があるかもしれません。当クリニックでは患者さまが望む形で在宅看取りができるように、医師・看護師・ケアマネージャーなどが連携を取りながら支援します。
死をどのように受け止めるかという問題には、個々の価値観が存在します。自宅療養をする中で、見取る立場にある家族の思いも変化することがあるかもしれません。ですから、突然病状が変化したり、途中で意思が変わった場合にもできる限り柔軟に対応できる体制を整えています。
些細な悩みであっても、患者さまと家族の想いをお話ください。

当クリニックの在宅看取りへの想い

  • 在宅看取りへの想い①

    自宅で最期を迎えたいと思っていても、急に容態が変化したときに対応できないのではないかという不安から自宅に戻ることを諦めてはいませんか?
    在宅診療はそのような方が住みなれた我が家へ帰ることを後押しする選択肢です。医療面の不安を解消し、患者さまとそのご家族に寄り添う医療を提供します。

  • 在宅看取りへの想い②

    患者さまやそのご家族の思いを伺うと、できるだけ自然な形で最期を迎えたいと望む方がほとんどです。在宅看取りで医療に求められていることは、医師・看護師・薬剤師・ケアマネージャー・介護スタッフが連携をとりながら、その思いを形にできるよう支援することです。病気と付き合いながら最期まで自分らしく過ごせる「自然な生活」を支援します。

いつ在宅診療に切り替えるべきなのか

看取り介護の時期は、通常医師が医学的に判断して始まりますが、現在は施設に入居していたり、病院に入院していたりする患者様が在宅療養に切り替えるためには、まず患者さま本人の希望やご家族の受け入れ態勢を十分考慮する必要があります。
在宅療養は終末期の過ごし方です。緊急時にもすぐに治療を始められる病院とは違い、急を要するような治療や、回復を期待するような治療、延命措置は難しくなります。ですから、病院や施設とは環境が違うということを患者さまとご家族の間で確認し、その上で最期を住み慣れた自宅で迎えたいと願う患者さまの意思を尊重して行われるべきものです。
在宅看取り介護を始めるにあたっては、医師・看護師・ケアマネージャー・介護スタッフたちが連携しながらご本人やご家族を支援します。どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

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